インフルエンザ予防接種について
更新日:2025年9月16日 火曜日
今年度のインフルエンザ予防接種は10/6(月)より開始します。
9/16(火)より予約を開始しますのでWEBより予約をお願いします。
予約システムWakumy → https://wakumy.lyd.inc/clinic/hg09889
今年は注射と点鼻の2種類の予防接種を選択可能となりました。
詳細は下記をご参照ください。
※1週間以内に発熱があった場合・1か月以内にコロナ感染があった場合・2週間以内にその他感染症罹患があった場合は接種をお受けできません。
※接種当日は必ず母子手帳をご持参ください
★注射について
接種期間:10/6(月)~R8/2/28まで
接種対象者:生後6か月~高校生、および付き添いの父母
接種回数:生後6か月~小学生 2回(4週の間隔をあけて)・中学生以上 1回
料金(佐世保市の場合):生後6か月~小学生 1300円×2回 ・中学生以上 4500円
※料金は各市町村ごとに異なりますのでご注意ください
★点鼻(フルミスト)について
フルミストは、季節性インフルエンザを予防できる弱毒生インフルエンザワクチンです。
注射ではないため針を刺す必要がなく、鼻に噴射するだけです。
当院でのフルミスト接種期間:10/6(月)~無くなり次第終了
接種対象年齢:2歳~18歳(佐世保市の助成は小学校6年生まで)
料金(佐世保市の場合):2歳~小学6年生 3600円 ・ 中学生~18歳 9000円
※料金は各市町村により異なりますのでご注意ください
【接種方法・回数】フルミストを左右両鼻腔内に、0.1mlを1噴射ずつ・接種回数は1回
【効果】従来の不活化インフルエンザワクチン(注射)と明らかな差はないと言われています。
フルミストは接種後2週間ほどで免疫効果が現れ、その効果は約6か月~1年持続すると考えられています。従来の注射のインフルエンザワクチンより効果の持続が長く続きます。
【特徴】フルミストは鼻にスプレーするだけですので、痛みはありません。
従来のインフルエンザワクチンの注射の場合は、13歳未満の小児は2回接種が必要ですが、一方フルミストは1回の接種で終了です。
【フルミストの接種が適さない人】
①免疫不全をきたす疾患、ステロイドや免疫抑制剤を内服・注射している など
②人工内耳埋め込み術を受けている方
③授乳中・妊娠中の女性
④重度の喘息がある方
⑤鶏卵・ゼラチン(含有成分に精製ゼラチン)に対するアレルギーがある方
⑥持病の治療薬としてアスピリンを内服している
⑦受診時に37.5度以上の発熱や、明らかな急性疾患に罹患している
⑧鼻詰まりが著しく、鼻で呼吸ができない場合
【注意点】
・接種当日は過激な運動は避ける。
・フルミストを接種された方の咳やくしゃみなどによる飛沫に含まれるワクチン由来の弱毒化インフルエンザウイルスにより感染・発症が成立する可能性があるため、ワクチン接種後1~2週間は、重度の免疫不全者と密に接することは避ける。周囲に上記①~④に当たる方がいる場合には従来の注射による予防接種を推奨します。
(ただし、ワクチン株のウイルス感染がおこった場合には重篤化したという報告はないようです)
【副反応】
フルミストは生ワクチンであり、従来の不活化ワクチン(注射)とは異なり、38度以上の発熱など風邪のような症状が出ることがありますが、全体的には大きなリスクは少なく、ほとんどの場合は軽症で一時的なものです。
この時期にインフルエンザの迅速検査を行うと陽性に出る可能性があります。しかし、その際に抗インフルエンザ薬を使用すると、ワクチンの効果が弱くなることが考えられます。
【まれに見られる重篤な副反応】
・アレルギー反応やアナフィラキシー
・喘息や呼吸困難の悪化
これらの重篤な副反応は非常にまれで、発生頻度は1%未満とされています。